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2022.09.08
【調査レポート】映画本編内に付された広告を視認した人、嫌悪感はないと回答した人はそれぞれ8割。ガイエがデジタル・プレイスメント広告に関する調査を実施。 ~新しい広告手法の可能性を再確認~

カカクコムグループの株式会社ガイエ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:枝澤秀雄)は、映画「さよなら、バンドアパート」にてデジタル・プレイスメント広告を展開するとともに、併せてデジタル・プレイスメント広告の検証調査を実施しました。この調査により、デジタル・プレイスメント広告という広告手法の可能性を再確認しました。

 

 

調査の背景


近年、テレビ、PC、スマートフォンなど様々なデバイスで「枠」「差し込み」型の手法による広告を目にする機会が増えており、また限られた広告枠への配信が飽和状態になりつつあります。加えて、視聴者やユーザーに不快感を与えない広告手法がますます必要になってくると推測されます。ガイエは、これらの課題を解決するために、広告枠にとらわれないデジタル・プレイスメントという広告手法の日本での普及を進めています。一方でデジタル・プレイスメント広告の効果を具体的に示す調査データは日本において多くない状況でした。そこで今回、映画「さよなら、バンドアパート」における「デジタル・プレイスメント広告」のトライアル運用の機会に、併せて「デジタル・プレイスメント広告」の効果検証を実施しました。

以下に、調査結果のポイントをご紹介します。

 

 

<調査トピックス>


本調査は、キャラクターをデジタル・プレイスメントにて映画に出稿し、デジタル・プレイスメント広告があることを説明せずに、映画を上映。上映後アンケートを実施し、その際にデジタル・プレイスメント広告が入っていたことを伝え、視認性、広告としての違和感、他の広告と比較してのイメージなど「デジタル・プレイスメント広告」の効果検証を行いました。

 

 

■広告の視認率
映画を見た人がデジタル・プレイスメント広告に気がついたか、を調査しました。

 

・デジタル・プレイスメント広告に気がついた人は、76%。また、映画を楽しめた人のうち8割強が視認したと回答。

キャラクターが目に留まっても映画を楽しめる映画の邪魔になっていない、といえる。

 

                                                                                                 n=50

 

 

■デジタル・プレイスメント広告の印象 

①キャラクター登場シーンの印象 

デジタル・プレイスメント広告であると伝える前と伝えた後の印象として、「視認した」、「嫌悪感はない」と回答した人はそれぞれ78.9%65.8%

・デジタル・プレイスメント広告であると伝える前の印象は、「嫌悪感はない」映画の邪魔になっていない」など、ネガティブとは感じていない人88%

・デジタル・プレイスメント広告であると伝えた後の印象は、「嫌悪感はない」映画の邪魔になっていない」など、ネガティブとは感じていない人84%

広告であることを知らされても印象の変化はみられず、嫌悪感を示す人は少なかった。

 

 

デジタル・プレイスメント広告であると伝える前の印象

 

 

 

 

 

 

デジタル・プレイスメント広告であると伝えた後の印象

 

 

デジタル・プレイスメント広告であると伝える前の印象  複数回答/n=50

デジタル・プレイスメント広告であると伝えた後の印象  複数回答/n=50

 

※ネガティブとは感じていない:違和感がない、嫌悪感はない、映画の邪魔になっていない、馴染んでいる、いずれか回答

 

➁デジタル・プレイスメント広告自体の印象 

・デジタル・プレイスメント広告について、「新しい」斬新」「おもしろい」最先端」など好意的な印象を持った人が86%という結果に。また、他の広告と比べても8割(78%)近くの人がポジティブな反応だった。

 

 

デジタル・プレイスメント広告の印象  複数回答/n=50

 

デジタル・プレイスメント広告と他広告と比較した場合の印象    複数回答/n=50

※ポジティブな印象:邪魔にならない、煩わしさがない、違和感がない、嫌悪感がない、映像に集中できるいずれか回答

 

 

今回の調査を通じて

本調査の結果から、映像コンテンツ内の看板やポスターにおけるデジタル・プレイスメント広告は、しっかりと視認されることが分かりました。また、「枠」「差し込み」型の広告と比較して、コンテンツ視聴を邪魔しないことから広告として好意的に受け取られ、「不快感を与えない広告」として有効であることがあらためて明らかになりました。これらのことから、広告の在り方を変えるデジタル・プレイスメント広告の可能性を再確認できました。

引き続きガイエではこの調査結果をもとに、映画、テレビ、ミュージックビデオ、動画コンテンツなど配信コンテンツを活用したデジタル・プレイスメント広告事業を推進していきます。
調査の詳細


【調査概要】
●調査対象 :1都3県居住の20歳~69歳男女
●調査方法 :映画「さよなら、バンドアパート」上映後にネットアンケートを実施

※映画視聴者はネオマーケティングモニターからリクルート

  • 調査時期 :2022年7月16日(土)~7月26日(火)
  • 有効回答数 : 50サンプル
    ●調査委託先:株式会社ネオマーケティング

 

 

株式会社ガイエ について


【会社概要】

所在地    :東京都​千代田区​​隼町2-19​ いちご半蔵門ビル

代表取締役社長:枝澤 秀雄

事業内容   :

・映画、一般企業向け等のデジタルプロモーション、興行事業の企画・運営

・ポスターデザイン、制作、Webページデザイン制作・運用

・動画、インタラクティブ動画の企画・制作、ライブ配信サポート

・デジタル・プレイスメント制作・企画

URL     :https://gaie.jp/

 

【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社ガイエ

クロスアドイノベーション事業部

e-mail: cross_ad@gaie.jp

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